表千家のお茶会に参加するには、ご縁と礼節を大切にしながら準備を整えることが大切です。茶会は、稽古の成果を発表する場でもあり、客としての教養や作法が問われる学びの機会でもあります。
ここでは、表千家の茶会に参加するための方法・マナー・準備などを詳しくご紹介します。

🍵 表千家のお茶会に参加するには
① 先生や稽古場を通して招かれる
表千家の茶会に参加する最も一般的な方法は:
- 所属している稽古場の先生からのお声がけ
- 同門の先輩からの紹介
- 先生が主催または参加する茶会に同席
👘 茶会は「紹介」や「ご縁」による参加が基本です。自分から直接申し込むことはなく、まずは稽古を通じてお茶会に連れて行ってもらえる実力としての信用を積むことが先決です。
② 一般向けの茶会に参加する(少しハードル低め)
一部の表千家系茶会では、一般参加を受け入れているものもあります:
- 公民館や文化センター主催の市民茶会
- 表千家同門会主催の公開茶会
- 百貨店・寺社での奉納茶会
- 茶道具店や茶室の体験茶会
※その際も、事前申し込み・服装・作法の基本知識は必要です。
🎟️ 参加までのステップ
ステップ | 内容 |
1 | 稽古場の先生に「茶会に参加出来るようになりたい」と相談 |
2 | 招待があれば、日時・場所・形式(濃茶席・薄茶席など)を確認 |
3 | 服装・持ち物を整える(※後述) |
4 | 客の心得(挨拶、席入り、帛紗の扱いなど)を復習 |
5 | 当日は余裕を持って到着し、丁寧な振る舞いを心がける |
👘 服装と持ち物の基本
女性
- 着物(無地または控えめな柄の訪問着、色無地など)
- 和装が基本ですが、初めてなら略礼装(洋服)も可な茶会もあります
- 白足袋(新品またはきれいなもの)
- 小さめの和装バッグ
男性
- スーツ(略式の茶会の場合)
持ち物
持ち物 | 用途 |
扇子 | 挨拶・正座時に置くため(開かない) |
袱紗(ふくさ) | 茶道具拝見時に使用(持参が必要な場合あり) |
懐紙・菓子切り | お菓子をいただく際に使用 |
白足袋 | 茶室では必須(靴下不可) |
ハンカチ | 手をふく用(清潔感のあるもの) |
🤝 茶会でのマナー・心得
項目 | 注意点 |
挨拶 | 先生や亭主には必ず丁寧にご挨拶を |
お菓子の扱い | 懐紙にのせ、静かにいただく |
茶碗の扱い | 回し方・拝見の仕方に注意(稽古で学んだ通り) |
会話 | 席中は静粛に。雑談や大声は厳禁 |
撮影 | 原則禁止。指示があるときのみOK 周りの方が撮影していても、マナー違反なので真似をして撮影しないこと。誰も注意しませんが、裏で非難され次回の席に呼ばれないこともあります。 |
💡 はじめての茶会におすすめの心構え
- 「学ばせていただく」姿勢が大切
- 周囲の上級者をよく観察し、見よう見まねでも丁寧に
- 分からないことは先生にあらかじめ聞いておく
- その場ではいろいろとお尋ねしないこと
- 一つ一つの所作を丁寧に、心を込めて
📝 まとめ
項目 | 内容 |
参加方法 | 稽古場を通じて招かれる/一般茶会に申し込む |
服装 | 着物が基本(洋装可のこともある) |
必要な道具 | 扇子、袱紗、懐紙、菓子切り、白足袋など |
事前準備 | 先生に確認・作法の復習・時間に余裕をもって |